1年ちょっと使ったので、改めてのレビュー記事です。
便利なところ
AmazonのKindleと同じ電子ペーパー端末なので、画面が紙みたいで電子書籍が読みやすくて、サイズも文庫本サイズで持ちやすいので電子書籍を読むには最適なデバイスです。Kindle端末だとAmazonKindleしか使えないですがBOOX Poke4 liteはAndroid搭載なので、他の書籍アプリも使えます。
実際に私が使っているのは2つの書籍ストアです。
- AmazonのKindleアプリ
使い勝手はKindle端末の方が良いです。書籍を開いたままスリープしておくと本が読みやすいです。Kindleも持っているので、二冊持ち歩いている感じで使っています。 - SONYのReaderアプリ
以前はReader端末が販売されていましたが、専用端末は販売が終わっています。タブレットやスマートフォンで書籍を読むよりも、BOOX Poke4 liteの画面で読む方が読みやすいと感じでいます。
使いにくいところ
- スマートフォンのようなレスポンスを求めるとイマイチなスペック
タッチのレスポンスが悪いのか、アプリが悪いのかがわからないですが、電子書籍のページめくりの判定が怪しいことがあります。BOOXシリーズにもページめくりボタンが付いているデバイスがあるので、そちらを選んだ方が使いやすいと思います。
ちなみに、普通のタブレットデバイスのように使うには厳しいです。タッチ操作の反応が悪くてブラウザでスクロールするのもカクツクがあります。電子ペーパーなので動画の表示も向いていないですしね。 - バッテリーが思いのほかなくなる
Kindleよりもバッテリーの減り方が早いです。Android端末なので、アプリのアップデートが走っているせいかもしれないでが、スリープ中のバッテリーの減りが早いように感じています。他のタブレットよりは十分長持ちなので、読んでいる時間によりますが1週間くらいは充電せずに使えます。
バッテリーの長持ち度合いを比較すると
電子書籍専用端末(Kindle)<BOOX Poke4 Lite<タブレット端末(iPad)
という感じになります。 - OSアップデートのたびにアプリを全部消さないといけない
この点が結構厄介です。OSアップデートでUIが良くなったり、機能が追加されたりするので、アップデートしたいけど手間がかかります。本体ストレージ容量が少ないので、アップデートに必要なストレージ容量がを確保するために、ほとんどのアプリを一旦アンインストールする必要があります。面倒なら初期化してもいいと思いますが、アンインストールするとアプリの設定(各サービスにログインし直す必要がある)が必要になります。
汎用Android端末で電子書籍用に使うなら、OSアップデート以外は便利に使えるのでおすすめです。私の使っているBOOX Poke4 Liteは販売が終わっているので、買うなら後継のBOOX Poke5がおすすめです。スペックを見ると内臓ストレージが大きく増えているので、アップデートも容易にできるようになっていると思います。